2021-03-17 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
この法律によりまして特定増殖事業を実施するに当たりまして、優れた形質を有する特定母樹ということでございますが、特に挿し木の場合は、いわばクローンを生産して植えるということになると思います。
この法律によりまして特定増殖事業を実施するに当たりまして、優れた形質を有する特定母樹ということでございますが、特に挿し木の場合は、いわばクローンを生産して植えるということになると思います。
これは挿し木や何かです。そして、ここにはクローン技術の進展があるはずなんです。種で繁殖したりするのは、種を選んだりしているから自家増殖を禁止にしていなかったのに、栄養繁殖とかややこしいことを言っていますが、挿し木、接ぎ木の類いで、葉っぱからすぐ出てくるとかそういうのがあるから、見てください、大根とかニンジンとかも禁止になっているんです。
また、戦後に造林される過程で、火山灰の地質から成るもろい地盤の上にも、杉やヒノキ、本来、挿し木から育っているような、根を深く張らない針葉樹が植林をされている。それらが成長しても、これまでのとおり適切な手入れがなされないことで、災害の危険性がより高まっているところがあるわけです。
戦後の造林運動の中で、火山灰の地質から成るもろい地盤の上にも、杉やヒノキなど、挿し木から育ち、根を深く張らない針葉樹が植林され、それらが成長しても適切な手入れがなされないことで災害の危険性が高まっている箇所がありますが、こうした箇所を政府はどこまで把握しているでしょうか。
障害者の方が、農家に出向き農作業や、企業、団体からの下請作業、委託業務を受けていたり、宇治茶の挿し木育苗の研修をして、今では営業、販売までされているようです。高品質な物づくりにも挑戦し、次の段階として、マッチングを図ったり、他農家や事業者とのコラボチーム制で多品種な野菜づくりなど、地域で支える農業をされています。
ところが、果樹の苗木に関しましては、これ接ぎ木ですとか挿し木ということを行うことによって、基本的には優れた形質を維持したまま再生産が行われてしまう、ある意味勝手に再生産される危険性が非常に高いということでございます。 こういう課題も含んでいるわけでありますけれども、果樹を含むこの日本の優良品種、これについて海外でどのようにして保護し、また活用していくのか、政府の御見解をお伺いしたいと思います。
今大臣の方から治山治水という観点からもお話あったんですが、広葉樹、十分に大きく根を張りますので、そういう意味ではいわゆる挿し木でもって、なかなか弱い、縦に生える杉よりも、広葉樹優れているんじゃないかなという論点もあるかと思っています。 あと、もう一つ大切なことは、これ実は鳥獣被害にもつながるんじゃないかなという考え方も持っております。
いずれにいたしましても、さらなるPsa3による被害が発生しないよう、発生原因の究明をしっかり行うとともに、改植する園地で再発生をしないように、挿し木でやるときの穂木を経由して伝染しないようにという意味で、穂木の生産に当たっては清浄性が確保された穂木を出荷するように生産者に指導を行うとともに、必要があれば、県または農林水産省が感染の有無を検定するということも実施したいというふうに思います。
この特例は、特定増殖事業者の資金の負担を軽減するためということでございますけれども、母樹を増殖して、そしてその母樹から、例えば種だとか挿し木の、穂木と申しますが、そういった種穂の販売を開始するまでの期間というのは五年程度かかります。五年程度経過すると、その母樹から、種とかそれから挿し穂とか、そういったものが取れまして、それが販売できると。
ただ、これもよく品目別に見ると、生の一次製品のいわゆる農産物や水産物や林産物のものじゃなくて、基本的には加工というのが、一兆円を目指すというふうに大臣も総理もおっしゃっていますが、私たちもそう思っていますけれども、やはり一次産品の部分を、先ほどの花粉症治療米じゃありませんけれども、全然差別化ができるものでないと、種を持っていって挿し木をしたら同じ果物や野菜やお米ができちゃうというのがやはり農業の一番
あるいはマイクロカッティング技術と申しまして、二、三年たった苗木から、その穂先から穂を取りまして、それを挿し木にして増やしていくということで、従来ですと、この採種園とか採穂園というのをまず十年ぐらい掛けて造成をして、それから取っていくということでありますので、準備運動がすごく時間が掛かったんですが、そういう準備運動を省略することによってこの二十九年度で一千万本というものを達成したいということでございまして
したがいまして、マイクロカッティングというようなことでやると二年ぐらいで、言ってみれば挿し木苗の生産技術ですが、これだと二年掛かると。問題は、しかし何といってもやっぱり物理的な供給の、何といいますか、苗床といいますか、それを拡大しないことにはどうしようもないので。
それに対しましては、先般も御説明いたしましたように、この採穂園等の造成に頼らないで苗木生産ができる、いわゆる極小の穂を直接挿し木をして山に持っていって植えると、こういった苗木の供給拡大を図ってまいりたいというふうに思ってございまして、これでまいりますと生産期間が二年ぐらいで非常に短縮をされるといったような状況でございます。
九州なんかでは挿し木で、切った木をそのまま、枝をすっと切ってそのまま挿すと、だから直挿しというんですが、それでもずっと、もう切った木をすぐ、いい枝を切って挿す。だからクローンですから、もう正にそのとおりになる。
これらの品種を使いまして苗木を生産するわけでございますけれども、これまでの方式というのは、採穂園を造成をして、そしてそこから挿し木のための穂木を取って、そして挿し木をすると、で、苗木を生産するという方式を取っていたわけでございますけれども、これでは苗木の生産に時間が掛かるということで、植物培養によりまして苗木の生産をやっていこうということで、今年度の予算で林木育種センターに新たに組織培養に必要な設備
○政府参考人(辻健治君) 今の目標では、平成二十八年度百万本ぐらい苗木供給をと思ってございますけれども、先ほどの極小の穂を使って挿し木をするというところは、これ、その挿し木技術そのものは確立をしてございますんで、あとは苗木の業者に技術を移転していくというところに懸かってきているわけでございまして、これらを早急にやりまして、この百万本を前倒しをしてできる限り供給できるように頑張ってまいりたいと思います
○辻政府参考人 一つは、花粉の少ない杉の生産技術につきまして、今までは、採穂園を造成してそれから苗木を生産して山で植えるという形をとっていたわけでございますけれども、極小の穂から挿し木をするという技術開発を今やってございまして、これの技術につきまして苗木生産業者に普及をしてまいりたいというのを一つ考えてございますし、ボランティアだとか企業だとか、こういうところにつきましては、緑の募金のところで、限定型
そうすれば、どういう発生源がまずあって、そこを重点的にどういうふうに対策を組むかということだろうと思いますので、そういうちょっと全体的な論理を整理して、そしてそれに向かって、今、無花粉杉というのは、これは苗木を育てることも大事なんですが、杉は、あるいは品種によって違うのかもしれませんが、挿し木で芽が出るんですよね。芽が、根といいますか、つく。
平成十九年度におきましては、新たな挿し木生産技術の普及や組織培養の手法を用いた苗木の増殖等による、花粉の少ない杉等の苗木供給の加速化、花粉の少ない杉の植栽などの都市住民等による森づくり活動の支援、こういったことを行うとともに、引き続き、杉人工林の広葉樹林化、針広混交林化や、雄花の量の多い杉林の重点的な間伐の推進に取り組んでいくこととしているところでございます。
実は今、自家増殖の中でも、球根だとか挿し木を利用するいわゆる栄養繁殖植物は自家増殖の対象外ということで、育成者権が及ぶということにされていますけれども、そういう制限の範囲の妥当性というものを検証するという研究会報告になっておりまして、今後、この育成者権の保護とそれから利用側の保護というんですか、その双方の観点からこの問題の検討がされるということになっているところでございます。
やっぱり技術的に見ますと、体細胞クローン技術は、遺伝子に操作を加えるものじゃなくて、遺伝的に同じような家畜を多数生産する、言わば一卵性の双子、三つ子といったものを人工的に作る、植物でいえば挿し木に当たるものでございます。だから、肉質が良くて飼料効率に優れた牛を、同じような形質持ったのを作るというための技術だったわけでございます。
この体細胞クローン技術でございますけれども、おっしゃるとおり、遺伝子の組換え等の改変あるいは操作といったものを行うものではございませんし、そういった意味で、遺伝的に同一な家畜を多数生産すると、そういう技術でございまして、植物で言うならばいわゆる挿し木に当たる技術というふうなことでございまして、クローン牛は通常の牛と遺伝的あるいは生理的には変わるものではないというふうに考えております。
そういう面で、育成者権侵害対策研究会におきましても、育成者権者側の委員から、育成者権保護の観点から自家増殖に対する制限を強化すべきとの意見も述べられたこと等を踏まえ、研究会報告では、現行の自家増殖の制限範囲、特定植物の栄養繁殖であるとか、挿し木あるいは自家増殖の、挿し木等は自家増殖の対象外と、こういうことで意見が述べられ、妥当性を検証することの必要性が指摘されておるわけでありまして、今後、自家増殖の
というのは、やはり国産材のこれからの品質向上と供給の安定のためにも必要でありますが、むやみやたらな長伐期化というのは、特に九州地方では挿し木造林でございますので、挿し木造林の杉の品種は二、三百種類ございますが、その中で、やはり人間と同じで寿命が全部違いますので、百年生きるものもあれば百五十年のものもあれば、五十年しか生きない品種もございます。